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著作権について その1

近年、テレビや新聞を通じて、
「著作権」という言葉が
とても身近なものになりました。
でも、「著作権」に対して
「分かるようで分からない…」といった
あいまいで漠然としたイメージを抱いている方は
多いのではないでしょうか。
「学術情報マメ知識」では、
今月からしばらく、「著作権」をテーマに、
著作権に関する事柄を、
皆さんにわかりやすくお伝えします。
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┃◆ 著作権について その1
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【子供が書いた絵にも著作権ってあるの?】
著作権というと、作家や芸術家の作品に与えられるもの、
というイメージがありますが、実はそんなことはありません。
著作権は、誰もがごく自然に
有することが出来る権利なんです。
著作権とは、小説や写真、映画、絵画等の
表現形式によって、自らの思想・感情を
『創作的』に表現した人に与えられる権利です。
この権利は、作品が世の中に生れ落ちた瞬間に発生します。
だから、子供が書いた絵にも、
皆さんが撮影した写真にも、
勿論、著作権があるんですよ。

【作品はだれのもの?】
実は、著作権にまつわる権利の多くは、
他者に譲ることが出来ます。
作品に関わる権利を、作品を作った本人では無く、
別の人が持っている…なんてこともよくあります。
最近、ニュースで話題になった小室哲哉氏のケースにもありますが、
彼の楽曲の権利は、音楽出版社(レコード会社など)に属しています。
ですので、権利者であるレコード会社などの許可無しに楽曲を
売買することは犯罪になるのです。
創った本人では無く、レコード会社や出版社に著作権の権利がある、
というケースは非常に多いのです。

【譲れる権利と譲れない権利】
著作権は大きく2種類に分けることが出来ます。
ひとつは、「著作者人格権」です。
これは、著作者の人格的利益を保護するための権利です。
この権利によって、著作者の人格を傷つけるような
作品利用を禁じることが認められます。
この権利は、一身専属といわれ、
他の人へ譲ることは出来ません。
もうひとつが「財産権としての著作権」です。
財産権としての著作権には、
例えば、こんなものがあります。
・複製権
・上演権
・演奏権
・上映権
・展示権
これらは全て「不当に○○されない権利」という意味になります。
(例:不当に複製されない権利)
この財産権は、他者へ譲ることが可能です。
だから、レコード会社は、
アーティストが創った作品を
自社の財産とすることが出来るんですね。
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今回の著作権のお話はいかがだったでしょうか。
次回の、学術情報マメ知識は「医学文献にかかわる著作権」を
テーマにお伝えします。
ご期待下さい。
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