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著作権について その2

近年、テレビや新聞を通じて、
「著作権」という言葉が
とても身近なものになりました。


「学術情報マメ知識」では、
前回より、「著作権」をテーマに、
「著作権」にまつわるあれこれを、
分かりやすく皆さんにお伝えしています。


今回は、著作権を管理する団体
「著作権等管理事業団体」をテーマに
お送りします。


【『著作権について その1』はこちら】
http://www.inforesta.com/content02/category/entryname2009051401.html?we1


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┃◆ 著作権について その2
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-----【著作権者と利用者をつなぐ存在】-----


前回お話したように、小説や写真、映画、絵画等、
そして、子供が書いた絵に至るまで、著作権が存在します。


その為、ある楽曲を無断で番組に用いたり、
ある写真を無断で雑誌に掲載したりといった
行為は禁止されています。


但し、これらの行為は、著作権者の許可があれば、
問題なく行うことが出来ます。

しかし、作品を利用する度に、いちいち著作権者を探し出し、
許可を求めることは、とても骨の折れる作業です。

また、著作権者も、作品が適正に利用されているかを監視したり、
利用許可にまつわる処理を行うことは、とても大変なことです。

そこで、著作権者と作品の利用者を
仲介する団体が存在します。


それが「著作権等管理事業団体」です。


-----【著作権等管理事業団体とは】-----


著作権等管理事業団体は、著作権者から著作権の管理を委託され、
それに基づいて著作物について、第三者に使用許諾を与えたり、
著作物使用料の徴収を行います。
(出典:2009年6月11日付 Wikipedia「著作権等管理事業法」)

著作権等管理事業団体は、著作権者、利用者をつなぐ、
とても重要な存在なんです。


著作権等管理事業団体の代表のひとつが、
「社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)」です。


JASRACの存在により、カラオケで楽曲配信を行ったり、
テレビ番組で楽曲を使用する際に、利用者は(JASRACを窓口として)
一括して使用許諾を得ることが出来ます。


また、各音楽出版社にとっても、「著作権の管理業務」という
とても大変な業務が軽減され、且つ、
楽曲を適正に利用してもらえることになります。

このような著作権等管理事業団体は、
映画、文芸など、各業界ごとに存在します。


そして、勿論、医学出版の分野においても、
著作権等管理事業団体は存在します。


-----【医学出版における著作権等管理事業団体】-----


医学出版においては、
「学術著作権協会(JAACC)」と
「日本著作出版権管理システム(JCLS)
(7月1日より複写許諾業務を「JCOPY」へ譲渡)」
という団体があります。


JAACCは主に、学会が発行する出版物、
JCLSは主に、出版社が発行する出版物の
「複写権」を管理しています。

コピー機の登場により、紙の出版物の無断複写・配布が、
昔から問題となっていました。


JAACCとJCLSは、このような問題を解決し、著作権者、利用者、双方にとって、
より良い著作権処理システムを実現する為に発足した団体です。

インフォレスタでは、これらふたつの団体と契約し、
お客様に安心して文献をご利用いただけるよう、
適正な著作権処理を行っています。


(つづく)


メール配信日:2009年6月11日

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