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【森のカフェ】薪能

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日本の伝統芸能の1つ「能」を初めて見ました。
夜の野外で、かがり火を焚いて行われる「薪能(たきぎのう)」。


炎の灯りと虫の音―。
漆黒の闇の中、山頂に鎮座する神社を背景に
琵琶の調べで始まった舞台の演目は...
―「耳なし芳一」。
怨霊が「ほういちー ほういちー」と呼ぶ場面では、
背筋が冷たくなりました。


“能が娯楽として見られていた時代は、
今私たちが映画を見るように、その時代の言葉で親しまれていたはず。
それならば、現代に演じる時は
現代の言葉を使えばいいのではないか”
「『能』の伝統作法は守りつつも現代人に分かるようにやる」、
というのが上演した能楽師の方の考え方。
有名なお話だったこともあり、
初心者の私も楽しむことが出来ましたが。


世界無形文化財にも登録され、
国際的にも評価の高い「能」ですが、
敷居の高さから新しい世代の関心が薄れて
しまうのは悲しいこと。
伝統を引き継ぐためにという意味でも、
今回のような工夫がもっとあっても良いのではと思いました。


JRのCMを思い出しました。
時の権力者に疎まれた世阿弥が佐渡に流され、
そこで芸を伝承したため、
現代では佐渡が「能」の有数の島となっている。
というエピソード。


C.I.

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