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【森のカフェ】眉山

以前、Webのニュース欄に献体のことが掲載されていました。


http://www.asahi.com/edu/news/OSK201003080088.html


ここ最近は献体の登録申し込み者数が増えているらしいです。
あまりにも増えすぎて、人数規制をしているくらいだそうです。
さまざまな要因があるようですが、小説や映画で紹介された影響も大きいと
あったのが、私の注意を引きました。


さだまさしの小説「眉山」で献体のことが書かれています。
私は映画を観て、後で小説も読みました。
献体に関しては言葉の意味ぐらいにしか知らなかったので、
眉山で初めて献体を詳しく知ることができました。


眉山を観ようと思ったきっかけは単純です。
さだまさしの小説が好きで、松嶋菜々子が好きだからです。
(ちなみに大沢たかおも好きです。)
映画と小説では話が少し違っているのですが、私は映画のストーリーの
ほうが好きだと感じました。特に好きなシーンは松嶋菜々子が演じる主人公咲子と
その父の再会場面です。2人の精一杯の気付かないふりが心に染みました。


物語の中で、咲子の母が咲子には内緒で献体の登録をします。
咲子は、お母さんは大事なことはいつも自分一人で決めてしまうと、と怒ります。
初めは献体なんて絶対に反対と言っていた咲子ですが、最終的には母の意思を尊重します。
もし、自分が咲子の立場だったら、どうするだろう、と考えました。
自分の親や身内からいきなり、献体に登録したから後のことはよろしくね、
と言われたら自分ならばそれを尊重してあげられるのだろうか…。
私はきっと今の時点では、賛成はしてあげられないと思います。
なので、たった一人の身内である母の意思を尊重して母の体を献体に差し出した
咲子の勇気には感服します。私だったらできないですもの。


献体すると、2〜3年は遺体は戻ってこないそうです。
家族の元には遺骨になって帰ってくるらしいです。


献体について深く考えさせられた物語でした。


A.T

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