論題: |
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心血管イベント抑制に対するメタボサルタンの有用性と今後の降圧治療の展望 |
著者: |
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藤田敏郎・KurtzTheodore W.・堀内正嗣・檜垣實男 (東京大学 大学院医学系研究科内科学) |
誌名: |
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Pharma Medica(2011年29巻2号151頁~155頁) |
部数: |
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※こちらの文献は座談会になります。 ARBの中でも強力なAT1受容体遮断作用をもつ ミカルディスにおいて選択的PPAR-γ活性化作用(糖・脂質代謝改善効果)を有することから、 糖尿病やメタボリックシンドロームを合併している(心血管イベントのリスクがより上昇している)高血圧患者に対して 有効ではないかと述べており、また、ミカルディスとアムロジピンの配合錠(ミカムロ)のより強力な降圧作用にも触れ、 合併症がない患者さんをはじめ、脳血管障害、狭心症、心筋梗塞、糖尿病、慢性腎臓病(CKD)、 肥満やメタボリックシンドロームを合併する幅広い患者さんにおいて有力な選択肢になるのではないか、と論じています。 |