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【特集】大うつ病性障害の薬物療法

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■大うつ病性障害の薬物療法■

【IFM_045】
論題:   大うつ病性障害に対する薬物療法 Mirtazapineの臨床的な意義
著者:   BaghaiThomas C.・木下利彦
(関西医科大学 精神神経科学教室)
誌名:   臨床精神薬理(2011年14巻1号151頁~169頁)
部数:  
 
※「うつ・不安障害治療フォーラム」の講演紹介として、Thomas C.Baghai先生が講演会で発表された内容と
  その後のディスカッションを、そのまま日本語にして文章化しています。
※大うつ病の治療の必要性(自殺防止)、個々の患者に合わせた
  薬物療法の有用性(「できるだけ早期に完全寛解を目標にすること」「合併症との関連」など)、
  薬力学的作用における抗うつ薬の相違点・類似点(SSRI、SNRI、NaSSA、その他)、治療抵抗性うつ病への対処法、
  ドイツにおける抗うつ薬の最近の傾向、ミルタザピンについて(臨床的特徴)などが報告されています。
【IFM_046】
論題:   大うつ病性障害における疾患未治療期間と抗うつ薬fluvoxamineの効果
(Duration of untreated illness and antidepressant fluvoxamine response in major depressive disorder)
著者:   OkudaAkiko・SuzukiTatsuyo・KishiTaro・YamanouchiYoshio・UmedaKazunori・HaitohHiroshi・
HashimotoShuji・OzakiNorio・IwataNakao
(桶狭間病院藤田こころケアセンター 精神科神経科)
誌名:   Psychiatry and Clinical Neurosciences(2010年64巻3号268頁~273頁)
部数:  
 
※こちらは英語文献になります。
※大うつ病性障害(MDD)の初回エピソードの患者133例を対象に、
  治療への反応と未処置の期間(DUI)との関係を分析しています。治療への反応とDUI、
  寛解とDUIにそれぞれ関連性が見られ、DUIが長くなるほど寛解率が減少するため、
  早期治療が重要だと記載されています。
【IFM_047】
論題:   不安を前景にした大うつ病性障害に対しparoxetineとtandospironeの増強療法が奏効した2症例
著者:   加藤晃司・安藤英祐・山田桂吾・品田正幸・竹内知夫・松本英夫
(弘徳会愛光病院)
誌名:   精神科治療学(2010年25巻10号1403頁~1408頁)
部数:  
 
※パロキセチン(PRX)に治療抵抗性の不安を全景とした大うつ病性障害(MDD)に対して、
  タンドスピロン(TDS)を追加したところ、症状が改善した2例を紹介しています。
  その後に、PRXとTDSの併用に関する考察が記載されています。
【IFM_048】
論題:   診断の指針 治療の指針 パーキンソン病に合併する大うつ病性障害の診断と治療
著者:   井上猛・北川まゆみ・小山司
(北海道大学 大学院医学研究科神経病態学講座精神医学分野)
誌名:   総合臨床(2010年59巻7号1629頁~1630頁)
部数:  
 
※「パーキンソン病(PD病)における大うつ病性障害(MDD)の頻度は、報告により2.3~55.6%と様々である」
  という前提の元、標準的なMDDの診断方法、自験例でのPD病におけるMDDの頻度、
  MDDと鑑別を要する疾患・症状(認知症、アパシー、アンヘドニア、双極性障害、健康範囲の抑うつ)、
  治療(抗うつ薬の推奨、特にSSRIやSNRIを第一選択薬に、 ノルトリプチリンは効果は確かめられたが第一選択薬にはならない)
  ということが記載されています。
【IFM_049】
論題:   児童期における精神疾患の非定型性 成人期の精神疾患と対比して
児童期の大うつ病性障害の非定型性
著者:   齊藤卓弥(日本医科大学 精神医学教室)
誌名:   精神医学(2010年52巻5号433頁~438頁)
部数:  
 
※児童のうつ病に関して、成人のうつ病と比較しながら、症状・診断・治療・抗うつ薬の副作用について記載されています。
  薬物療法に関しては、三環系抗うつ薬は児童思春期ではプラセボと比べ有効性が無いこと、
  SSRIでは全てが有効性を示している訳では無いが、フルオキセチン、シタロプラム、セルトラリンは
  有効を示した報告があることが記載されています。一般的に、子どもにおいてはプラセボに対する反応率が高いため、
  結果的にプラセボと抗うつ薬との間で統計的な差が認められないと考察しています。
  また、2つの大規模臨床試験(TAD、TORDIA)の紹介もしています。
【IFM_050】
論題:   新規抗うつ薬duloxetine
海外治験結果からみた大うつ病性障害におけるduloxetineの有効性と安全性
著者:   小野久江・御前裕子・高橋道宏
(日本イーライリリー 研究開発本部)
誌名:   臨床精神薬理(2010年13巻3号501頁~508頁)
部数:  
 
※デュロキセチンの臨床試験(治験)のうち、米国および欧州での承認データとなった治験結果から、
  急性期治療と継続治療について紹介しています。「急性期治療」に関しては、
  4種のデザイン8治験結果を紹介し、デュロキセチンの有効性と安全性についてまとめています。
  「継続治療」に関しては、4治験(うち2治験は急性期治療からの継続)を紹介し、
  有効性と安全性についてまとめています。
【IFM_051】
論題:   大鬱病に対するアルゴリズム誘導療法と従来の治療法の比較
(Algorithm-guided treatment versus treatment as usual for major depression)
著者:   YoshinoAihide・SawamuraTakehito・KobayashiNobuhisa・KurauchiSachi・MatsumotoAki・NomuraSoichiro
(防衛医科大学校 精神科)
誌名:   Psychiatry and Clinical Neurosciences(2009年63巻5号652頁~657頁)
部数:  
 
※こちらは英語文献になります。
※軽度から中等度の大うつ病性障害(MDD)の患者で、アルゴリズムによる治療群(AGT群)83例と、
  従来の治療群(TAU群)127例における寛解率を比較しています。
  AGT群の方がTAU群より寛解率が高かったが、
  AGT群は初期治療で寛解が得られず脱落した患者が多かったと記載されています。
【IFM_052】
論題:   大鬱病患者における総抗酸化能および総抗酸化状態 抗鬱薬治療の効果
(Total antioxidant capacity and total oxidant status in patients with major depression: Impact of antidepressant treatment)
著者:   CumurcuBirgul Elbozan・OzyurtHuseyin・EtikanIlker・DemirSuleyman・KarlidagRifat
(トルコ)
誌名:   Psychiatry and Clinical Neurosciences(2009年63巻5号639頁~645頁)
部数:  
 
※こちらは英語文献になります。
※大うつ病性障害(MDD)57例と健常者40例を対象に、
  総抗酸化能(TAC)および総オキシダント状態(TOS)とMDDの関係、
  TACおよびTOSと抗うつ薬治療(セルトラリン、パロキセチン、エスシタロプラム)の影響、を評価しています。
  MDDの重症度と血清TOSに正の相関が見られ、血清TACとは負の相関が見られること、
  抗うつ薬治療によりTOSが減少する一方でTACが増加するということが記載されています。
【IFM_053】
論題:   日本人及び白人大うつ病患者におけるmirtazapineとfluvoxamineの有効性及び安全性の比較
著者:   村崎光邦・SchoemakerJ.H.・三宅和夫・GailledreauJ.・HeukelsA.J.・FennemaH.P.・SitsenJ.M.A.
(北里大学)
誌名:   臨床精神薬理(2010年13巻2号339頁~355頁)
部数:  
 
※ミルタザピン群(日本人96例、白人103例)、フルボキサミン群(日本人98例、白人105例)を対象に、
  ハミルトンうつ病評価尺度の合計点の変化を比較検討しています。
  両薬剤は、日本人と白人の大うつ病患者に対して同様に有効で、安全性プロファイルは異なるものの
  忍容性は良好であり、民族間で類似していたと記載されています。
【IFM_054】
論題:   メランコリー型の特徴を有する大うつ病性障害の残遺症状に対するolanzapineの増強効果 
12名の症例検討
著者:   野澤宏二・関根篤・穂積慧・清水徹男
(秋田県立リハビリテーション・精神医療センター)
誌名:   精神科治療学(2009年24巻7号859頁~866頁)
部数:  
 
※完全寛解を得られなかったうつ病患者は再燃しやすいことから、軽度の抑うつ症状であっても
  残遺させないことが重要であると考え、メランコリー型の特徴を有する大うつ病性障害で
  標準的薬物療法に反応したが完全寛解に至らず抑うつ症状が残遺した12例を対象に、
  オランザピン(OLZ)追加投与の有用性を検討しています。OLZ追加投与により、MADRSスコアは有意に減少し、
  12週後には完全寛解と判断できるMADRSスコアを示したと記載されています。
【IFM_055】
論題:   向精神薬の「警告・禁忌・使用上の注意」
18歳未満の大うつ病性障害患者に対する抗うつ薬
著者:   傳田健三(北海道大学 大学院保健科学研究院生活機能学分野)
誌名:   精神科治療学(2009年24巻7号773頁~777頁)
部数:  
 
※10/06/15配信「うつ病におけるactivation syndromeとアドヒアランス」(IF_364)で重複して紹介しています。
※18歳未満の大うつ病性障害患者に対する抗うつ薬の使用について、
  自殺関連事象(いわゆるactivation syndrome)に関する論議をまとめながら、
  児童・青年期患者へのSSRI・SNRIの使用上の注意点について解説されています。
【IFM_056】
論題:   Duloxetineの大うつ病性障害に対する臨床評価 Placebo及びparoxetineを対照薬とした二重盲検比較試験
著者:   樋口輝彦・村崎光邦・上島国利
(国立精神・神経センター)
誌名:   臨床精神薬理(2009年12巻7号1613頁~1634頁)
部数:  
 
※デュロキセチン(DLX)40mg群91例、DLX60mg群84例、プラセボ(PBO)群156例、パロキセチン(PAR)群164例を対象に、
  割付後6週までのHamiltonうつ病評価尺度(HAM-D17)合計評点の変化により、有効性を比較しています。
  DLX併用群でPBO群に対する優越性が示され、有害事象に関してはDLX群、
  PAR群で同程度であったことが確認されています。
【IFM_057】
論題:   Duloxetineの大うつ病性障害に対する臨床評価 5mgに対する40mg、60mgの優越性試験
著者:   樋口輝彦・村崎光邦・上島国利
(国立精神・神経センター)
誌名:   臨床精神薬理(2009年12巻7号1595頁~1612頁)
部数:  
 
※デュロキセチン5mg群149例、40mg群152例、60mg群150例での
  二重盲検比較試験の結果がまとめられています。60mg群および40mg群と5mg群との間に、
  HAM-D17合計評点の変化量は有意差は見られなかったことと、
  有害事象発現率は高かったが多くは軽度または中等度であったことなどが記載されています。
【IFM_058】
論題:   Duloxetineの大うつ病性障害に対する臨床評価 大うつ病性障害に対する長期投与試験
著者:   樋口輝彦(国立精神・神経センター)
誌名:   臨床精神薬理(2009年12巻7号1579頁~1593頁)
部数:  
 
※10/04/22配信「デュロキセチン」(IF_218)で重複して紹介しています。
※大うつ病性障害の患者215例を対象に、デュロキセチン40~60mg/日を最大52週間投与し、
  長期投与の安全性および有効性を検討しています。
  有害事象が210例で発現したものの、軽度または中等度であり、ほとんどが回復したこと、
  有害事象は投与初期に多く発現し、長期投与による発現頻度の増加は無いことから、
  長期投与の安全性について問題となる初見は見られなかったと記載されています。
  有効性については、長期間にわたり抗うつ効果が持続されることが確認されています。
【IFM_059】
論題:   Duloxetineの大うつ病性障害に対する臨床評価 大うつ病性障害に対するオープンラベル試験
著者:   筒井末春・樋口輝彦
(人間総合科学大学)
誌名:   臨床精神薬理(2009年12巻7号1565頁~1577頁)
部数:  
 
※10/04/22配信「デュロキセチン」(IF_219)で重複して紹介しています。
※大うつ病性障害の患者50例を対象にデュロキセチン 60mg/日(初期用量40mg/日)を投与し、
  短期投与(4週間)、長期投与(最大52週間)の安全性及び有効性を検討しています。
  短期および長期で、有害事象が90.0%、96.0%に発現したものの、大半は軽度および中等度であり
  回復したことが記載されています。また有効性については、HAM-D17合計評点の変化量は、
  投与開始前と比較して、短期および長期でいずれも有意に減少したと記載されています。
【IFM_060】
論題:   難治性うつ病をどう克服するか
大うつ病の中長期治療戦略 セカンドライン以降はどうするか
著者:   小川成・古川壽亮
(名古屋市立大学 大学院医学研究科精神・認知・行動医学)
誌名:   臨床精神薬理(2009年12巻5号819頁~824頁)
部数:  
 
※大うつ病性障害の治療における中長期治療として、
  (1)急性期治療に充分に反応しない場合の治療、
  (2)急性期治療により寛解に至った患者の抗うつ薬による長期治療、の2通りに分けて解説しています。
  (1)についてはさらに、「抗うつ薬を増量する」「他の抗うつ薬に変更する」
  「他の薬剤を追加し、抗うつ薬の効果の増強を図る」の3通りに分けて解説し、
  「他の薬剤を追加」が一番エビデンスによって指示されることが記載されています。
  (2)に関しては、3症例を提示し、考察を加えています。
【IFM_061】
論題:   大うつ病性障害者における抗うつ薬の治療反応に対する5-HT1A受容体遺伝子多型の影響
著者:   加藤正樹・福田剛史・分野正貴・奥川学・嶽北佳輝・SerrettiAlessandro・東純一・木下利彦
(関西医科大学 精神神経学教室)
誌名:   日本神経精神薬理学雑誌(2009年29巻1号23頁~31頁)
部数:  
 
※抗うつ薬における抗うつ効果の個人差に影響しうるセロトニン1A受容体遺伝子(HTR1A)の
  遺伝子多型(SNP)について、大うつ病性障害の診断基準を満たした137例を対象に、
  SSRI/SNRIの抗うつ効果との関連を検討しています。
  HTR1Aのrs10042486多型、rs1364043多型、rs10042486-rs6295-rs1364043多型の組み合わせ、
  それぞれが治療効果と相関していたことが記載されています。
【IFM_062】
論題:   抗うつ薬治療における増強療法と併用療法
児童青年期の大うつ病性障害に対する抗うつ薬の使用・併用療法の是非
著者:   岡田俊(京都大学 医学部精神医学教室)
誌名:   臨床精神薬理(2009年12巻2号263頁~272頁)
部数:  
 
※児童青年期における新規抗うつ薬に関して、個々の薬剤毎にこれまでのエビデンスを紹介しています。
  その中で、フルオキセチンは有効性が示されているが、セルトラリン、シタロプラムでは
  ベネフィットよりリスクの方が高く、その他の薬剤ではエビデンスが得られていない
  ということが記載されています。また、自殺関連事象との関連についても解説され、
  すべてのSSRI、SNRI、TCAで起こりうることが記載されています。
  その他、新規抗うつ薬の併用療法のエビデンスは乏しいが、認知行動療法(CBT)を薬物療法に併用することで
  さらなる有効性が期待できることが記載されています。
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