論題: |
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腎機能障害を有する2型糖尿病患者におけるリラグルチド投与時の血糖値と体重に及ぼす作用、 および腎機能への影響の評価(第1報) |
著者: |
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中島芳樹・森久也・藤田知香子・鈴木綾乃・朴孝憲(大阪府済生会吹田病院 糖尿病内科) |
誌名: |
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新薬と臨床(2011年60巻6号1190頁~1198頁) |
部数: |
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※血糖コントロール不良で腎機能障害を有する2型糖尿病患者49例中、リラグルチド投与12週時まで 治療を継続したeGFR<60mL/min/1.73m2の12例における腎機能障害を評価。
リラグルチド投与により血清クレアチニン値は改善し、eGFR値の変化では投与0週と比べて 投与12週時で有意な改善が示され、HbA1cの改善に伴い腎機能は投与8週時に比べ 12週時に改善傾向を示したことから、腎機能障害を有する2型糖尿病患者の治療選択肢と なりうることが示唆されたとしています。
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