論題: |
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レビパリンナトリウム(低分子ヘパリン)の臨床効果 単回投与と持続投与での比較 |
著者: |
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宇野光晴・新田郷・藤田智則・平塚明倫・仁田坂謙一・加藤尚彦・横山啓太郎・中山昌明・ 細谷龍男・海渡健(東京慈恵会医科大学附属病院 臨床工学部) |
誌名: |
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臨床透析(2003年19巻11号1525頁~1529頁) |
部数: |
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※出血性病変のない維持透析患者6例を対象とし,持続投与法または単回投与法による レビパリンナトリウム(RS)投与を施行して、透析中・透析終了後の抗Xa活性を測定し、 その抗凝固活性推移を検討しています。
RSは今回用いた用量の範囲においては、単回・持続いずれの使用方法でも抗凝血効果ならびに HD後の生体凝固状態への安全性はほぼ同等であったが、抗Xa活性は単回投与群でHD開始後1~2時間で 有意に上昇したことから、「出血リスクが高いと思われる症例には持続投与が勧められる」と記載されています。 |