• 医学文献のコピー、複写サービスはインフォレスタ!早くて確実!
  • space
  • 会社概要
  • アクセス
  • サイトマップ
  • ログアウト
医学文献のコピー、複写サービスはインフォレスタ!早くて確実!

【特集】ビスホスホネート治療によるTRACP-5bの変化

 ▼まずログインして下さい▼
 このパスワードをブラウザに保存

【ID・PASSをお忘れの方】 こちら からお願いします。

▼お取り寄せになりたい文献にチェックを入れて下さい。

ALL CHECK ALL CLEAR

■ビスホスホネート治療によるTRACP-5bの変化■

【IFQ_101】
論題:   吸入ステロイド薬継続治療中の閉経後喘息患者における骨密度および骨代謝マーカーの検討 
骨粗鬆症薬治療群と非治療群の比較
著者:   大月道夫・宮武明彦・保澤総一郎・藤田きみゑ・笠山宗正
誌名:   Osteoporosis Japan(2011年19巻3号398頁~402頁)
部数:  
 
※50~70歳の吸入ステロイド薬治療中の閉経後喘息患者72例を対象に、
  (1)骨粗鬆症治療の有無における骨代謝マーカーの状態
  (2)骨粗鬆症治療薬にて治療中の患者に関して治療薬の種類における骨密度・骨代謝マーカーの比較検討
  について検討しています。

  (2)より、ビスホスホネート投与群において、TRACP5b・血清NTXが、カルシウム剤投与群や
  ラロキシフェン投与群と比較して、有意に低下していたことを報告しています。

  このことより、ビスホスホネートの強力な骨吸収抑制効果を反映しているとしています。

【IFQ_102】
論題:   骨粗鬆症治療における骨代謝マーカーの比較 TRACP-5bと血清NTX
著者:   辻王成・浦門操・小柳英一・篠原道雄・久重雅由・成尾政一郎・成尾政圀
誌名:   整形外科と災害外科(2011年60巻3号473頁~476頁)
部数:  
 
※新たな骨吸収マーカーである「酒石酸抵抗性酸ホスファターゼ5b(TRACP5b)」の臨床上の有益性、
  問題点を検討するために、血清NTXとの比較検討を行っています。

  原発性骨粗鬆症と診断された23例を対象にリセドロネートを週1回投与し、治療開始前・治療開始3ヵ月後の
  Ca・P・血清骨型アルカリフォスファターゼ(BAP)・TRACP5b・血清NTXをそれぞれ測定しています。

  その結果、BP製剤投与による治療効果を血清NTXよりも鋭敏に捉えることができたとしています。

  一方、治療前・3ヵ月後で、カットオフ値以下の割合が多く、カットオフ値設定の問題もしくは測定までの
  活性の低下の問題が推測されています。

【IFQ_103】
論題:   骨粗鬆症患者における新規ビスフォスフォネート製剤、minodronateの早期骨吸収抑制作用の検証
著者:   室岡玄洋・佐藤博宣・内村瑠里子・佐藤正義・八重樫幸典・村上賢也・村上秀樹・白石秀夫・山崎健・嶋村正
誌名:   岩手医学雑誌(2010年62巻5号387頁~394頁)
部数:  
 
※骨粗鬆症患者23例を対象に、minodronate(MIN)投与前と投与後2または3ヵ月後の、
  TRACP5bと血清骨型ALP(BAP)を測定しています。

  TRACP5bとBAPの減少率に正の相関を認め、投与3ヵ月後にはTRACP5bで91.3%、BAPで65.2%の患者で
  最小有意変化(MSC)を超える減少率を示したことから、TRACP5bはMINの治療効果判定に有用であったとしています。

【IFQ_104】
論題:   骨吸収抑制剤服用中の非定型的大腿骨骨幹部骨折3例 
TRAP-5bと大腿骨骨幹部外側骨皮質厚の関係も併せて
著者:   大杉佳哉・中藤真一
誌名:   中部日本整形外科災害外科学会雑誌(2010年53巻4号783頁~784頁)
部数:  
 
※ビスホスホネート長期投与中の非定型的大腿骨骨幹部骨折の3症例(5肢)についての報告と、
  閉経後骨粗鬆症の156例を対象に、「TRAP5b」と「大腿骨骨幹部における外側骨皮質厚/骨横径」の
  関係を調べた結果を報告しています。

  骨吸収抑制剤非投与群、アレンドロネート投与群、ラロキシフェン投与群の比較では、
  TRAP5bについて有意差を認めていますが、TRAP5bと外側皮質厚/骨横径の関係には有意差は認められませんでした。

【IFQ_105】
論題:   原発性骨粗鬆症患者に対する新規ビスホスホネート製剤ミノドロン酸水和物(ボノテオ錠)の
初期治療効果に関する検討(第2報) 疼痛緩解効果に関する検討
著者:   吉田顕
誌名:   新薬と臨床(2010年59巻6号939頁~949頁)
部数:  
 
※新規に原発性骨粗鬆症と診断され、ミノドロン酸水和物(MIN)投与により治療を受けた119例を対象に、
  MIN投与前、投与後2週、4週、12週、24週の疼痛緩和効果と骨代謝マーカー(TRACP5b、尿中NTX、BAP)について
  検討しています。

  24週以降も治療継続できた111例のうち、初診時に腰背部痛を訴えていた91例につき、
  VAS(visual analog scale)スコア推移から、MINの優れた疼痛緩解効果を確認できたと報告しています。

  また、VASとTRACP5bの実測値の間には正の相関が認められ、
  MIN投与によるTRACP5bの低下とVASスコアの低下の間には関連性があることが示唆されたと述べられています。

【IFQ_106】
論題:   骨粗鬆症患者に対するミノドロン酸水和物の使用経験 
破骨細胞特異性骨代謝マーカーTRACP-5b値の変化を中心にして
著者:   日高滋紀・小野豪治・池村聡・赤碕幸穂
誌名:   新薬と臨床(2010年59巻2号201頁~207頁)
部数:  
 
※活性型ビタミンD製剤投与中の患者で早期にミノドロン酸を投与した10例(A群:他のビスホスホネート剤未投与群)、
  および活性型ビタミンD製剤投与中の患者で他のビスホスホネート剤が無効であったか時間の経過とともに無効になった
  10例(B群)を対象に、ミノドロン酸投与前と投与4週後にTRACP5bの変化を観察しています。

  A群では全例で4週後に最小有効変化(MSC)を超えるTRACP5bの減少が見られています。

  B群では症例間のばらつきが大きかったが、投与後早期にTRACP5bが下がる症例が多く見られたことや、
  腰椎BMDの増加が見られたことから、他のビスホスホネート剤からの切替でも治療効果が期待できるとしています。

【IFQ_107】
論題:   実地医家からみた骨粗鬆症治療の実際 骨粗鬆症治療におけるボノテオ錠の役割
骨代謝マーカーTRACP-5bによるボノテオ錠の評価
著者:   日高滋紀
誌名:   Astellas Square: 明日の医療を考える(2010年6巻2号13頁~14頁)
部数:  
 
※TRACP5bの利点について解説し、ボノテオ錠(ミノドロン酸)投与とTRACP5bの関係を
  調べた結果(詳細な試験結果は上の文献です)を簡潔にまとめています。

【IFQ_108】
論題:   原発性骨粗鬆症患者に対する新規ビスホスホネート製剤ミノドロン酸水和物による初期治療効果に関する検討
著者:   吉田顕
誌名:   新薬と臨床(2010年59巻1号2頁~11頁)
部数:  
 
※新規に原発性骨粗鬆症と診断され、ミノドロン酸水和物(MIN)投与による治療を受けた患者119例を対象に、
  初期治療効果(投与後12週)を骨吸収マーカーTRACP5b、尿中NTX、骨形成マーカーBAPを用いて検討しています。

  治療が継続している111例の結果から、骨代謝マーカーはMIN投与後2週という早期から最小有意変化(MSC)を超える
  有意な低下を示し、BAPは12週においても低下傾向を示したことを報告しています。

  早期から効果が発現していることを骨吸収マーカー検査値を用い患者にフィードバックできたことは、
  アドヒアランス向上に役立ったとしています。

【IFQ_109】
論題:   新規に開発された血清骨吸収マーカーTRACP-5bの骨粗鬆症の治療経過観察における検討
著者:   奥田敏治
誌名:   中部日本整形外科災害外科学会雑誌(2008年51巻2号189頁~194頁)
部数:  
 
※原発性骨粗鬆症・骨減少症女性20名を、アンドロネート群(A群)と活性型ビタミンD3群(B群)に分け、
  治療開始前、治療後1、3、6ヵ月目のTRACP5b、BAP、DPDを測定しています。

  治療開始前のTRACP5bが正常参考値上限を超える割合は70.0%に達し、A群では最小有意変化(MSC)を超えて
  早期より安定した低下を示したこと、TRACP5bの早期変化は治療6ヵ月のBAP変化と高い相関を示したことなどから、
  TRACP5bは骨吸収マーカーとして有用性が高いと報告しています。

【IFQ_110】
論題:   血清TRACP-5bはアレンドロネートの骨密度増加効果を早期に予測できる
著者:   石井光一・西沢良記
誌名:   Osteoporosis Japan(2008年16巻2号193頁~196頁)
部数:  
 
※望ましい骨代謝マーカーの条件として、
  (1)検体採取時間に制限が無い(午前でも午後でも採取できる)
  (2)早期に変化して変化が大きい(患者に分かりやすく早期の判定が可能)
  (3)測定データが安定している(経過中データの変動が少ない)
  (4)薬剤効果を正確に予測できる
  の4点が挙げられています。

  TRACP5bは、条件(1)を満たしているが、(2)(3)を満たすかを明らかにするため、
  アレンドロネート治療においてTRACP5bの変化を既存の骨代謝マーカーと比較検討しています。

  その結果、TRACP5bは2週間後には変化が始まり、4週後にはMSCの2.7倍も変化するなど早期に変化し、
  かつ変化が大きく、血清NTXと同じくMSCが小さくかつ測定週数での判定矛盾がないなと測定データが安定している
  と報告しています。

【IFQ_111】
論題:   新規に開発されたTRACP5bの骨粗鬆症治療における有用性 リセドロネート治療における検討
著者:   三木隆己・中弘志・正木秀樹・富吉泰夫・河面健・古林啓介・今西康雄・稲葉雅章・西沢良記
誌名:   Osteoporosis Japan(2006年14巻2号236頁~240頁)
部数:  
 
※閉経後骨粗鬆症と診断された32例を対象に、リセドロネート5mg/日による治療前、治療1ヵ月、3ヵ月目に
  各種骨代謝マーカーを測定し、骨代謝マーカー間の抑制率を比較しています。

  また、6ヵ月目における腰椎骨密度の変化との関連についても検討しています。

  TRACP5bの抑制率は、sNTXやuDPDに比べて有意に大きく、uNTXやuCTXと同程度の抑制率を示したと
  報告しています。

  一方3ヵ月目では、uCTXがTRACP5b以上に大きい抑制率を示し、リセドロネートによる骨吸収抑制作用を
  骨代謝抑制率で評価するには、uCTXが最も優れ、次にuNTX、さらにTRACP5bが有用であることが
  明らかになったとしています。

  sNTX:血清I型コラーゲン架橋N末端テロペプチド  uDPD:尿中デオキシピリジノン  
  uNTX:尿中I型コラーゲン架橋N末端テロペプチド  uCTX:尿中I型コラーゲン架橋C末端テロペプチド
【IFQ_112】
論題:   新規血中酒石酸抵抗性酸フォスファターゼ骨型アイソザイム(TRACP-5b)測定キットオステオリンクス「TRAP-5b」の臨床的検討 
骨粗鬆症に対するビスフォスフォネート治療における検討
著者:   三木隆己・石井光一・中弘志・正木秀樹・市村正一・望月善子・茶木修・倉澤健太郎・稲葉雅章・西沢良記
誌名:   医学と薬学(2006年55巻3号443頁~458頁)
部数:  
 
※原発性骨粗鬆症と診断された閉経後女性を対象に、アレンドロネート群26例、リセドロネート群31例で、
  服用開始前、治療1、3、6ヵ月後の各種骨代謝マーカーを測定しています。

  また、responderとnonresponderに分けて、マーカー毎に、治療開始前値からの平均変化率をグラフにして比較しています。

  TRACP5bは、アレンドロネート・リセドロネート共に治療1ヵ月後の早期より大きな変化を示し、
  治療観察期間内に安定した推移を示したこと、骨密度変化率との相関性などから、TRACP5bは有用であると報告しています。

ALL CHECK ALL CLEAR

FAX送信: 希望しない  希望する  FAXのみ希望
 確認