論題: |
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ビルダグリプチンは2型糖尿病患者の食後中性脂肪、レムナントコレステロールおよび血圧を低下させる |
著者: |
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斉藤美恵子・馬場美和・秋山由美・阿部辰朗・安田翔・服部由香・瀧上茂・衛藤雅昭 |
誌名: |
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薬理と治療(2011年39巻9号805頁~811頁) |
部数: |
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※少なくとも3カ月は従来治療(食事療法のみを含む)を継続している2型糖尿病患者35名を対象に、 従来治療を変更せずにビルダグリプチンを追加投与し、食後中性脂肪、食後レムナントコレステロールおよび 血圧に対する影響を検討。
ビルダグリプチンによる血圧低下作用は、収縮期血圧は12mmHg、拡張期血圧は6mmHg低下し、 ビルダグリプチンとグリメピリド併用群だけでなくビルダグリプチン単独群においても収縮期、 拡張期血圧は有意に低下としています。
また、降圧薬内服の有無の検討でも収縮期血圧は有意に低下したとしています。
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