論題: |
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Rivastigmineの導入が有効であったアルツハイマー型認知症症例の臨床的検討 Rivastigmineの治療適応を考える |
著者: |
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今中 章弘・高見 浩・西山 聡・渡邊 隆之・箱守 英雄・石井 孝二・織田 一衛・森川 龍一 |
誌名: |
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最新精神医学(2012年17巻6号552頁~558頁) |
値段: |
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2,300円/1文献 |
部数: |
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※rivastigmineの導入が有効であったアルツハイマー型認知症5例を提示し、 rivastigmineが適応となる患者像について考察しています。
rivastigmineが有効と考えられる患者像は、
(1)消化器症状のため内服薬での治療継続が困難なケース (2)コンプライアンスの維持や介護負担を軽減したいケース (3)周辺症状が軽度であり、認知機能低下やアパシーが主症状の軽症、中等症のケース (4)未治療である程度認知機能低下が進行していても、QOLの向上に主眼をおきたいケース (5)継続投与していた他の抗認知症薬の効果が減弱した際の切り替えに有効性が見い出せる薬剤
であるとしています。
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