論題: |
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骨粗鬆症-新たなる骨折を防ぐ最新の治療戦略 治療戦略と関連問題 関連問題-顎骨壊死、 SSBT(骨代謝回転の過剰抑制)と非典型骨折 ビスホスホネート製剤による骨形成マーカー、 骨吸収マーカーの過剰抑制はどのくらいの割合で起こっているのか |
著者: |
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野坂 光司・木村 善明・柏倉 剛・櫻場 乾・宮腰 尚久・島田 洋一 |
誌名: |
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別冊整形外科(2011年60巻-号208頁~211頁) |
値段: |
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2,000円/1文献 |
部数: |
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※骨密度を測定した2,307例中、若年成人平均値(YAM)70%未満は704例で、さらにその中で骨形成マーカ-(BAP)と 骨吸収マーカー(DPD)を測定しビスホスホネート製剤(BP)を6ヵ月以上服用していた132例を対象に、 SSBTの割合とSSBTが起こりやすい症例の特徴について検討しています。
骨形成マーカーと骨吸収マーカーの双方が基準値下限未満のSSBT例の割合は2.3%(3/132例)であり、 3例とも特別な基礎疾患、既往歴はなかったこと、BPの6ヵ月休薬後に骨代謝マーカーが基準値以内に 改善したことを報告しています。
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